神保町

月曜日、お茶の水の用事のついでに、また神保町へ遊びに行ってきた。その日は時間に余裕があったので、ゆっくり見てまわれた。と言っても全部はとても無理。すずらん通りを中心に見る。ちょうど檜画廊で、「創作絵本4人展  絵本のタネをまきました(2013.2.25~3.2)」をやっていて、入ってみた。4人ともプロのイラストレーターで絵本作家だったので、見応えがあった。みなさんかわいい系の絵だった。とても参考になり、観られてよかった。古本屋で、「デザインの現場 2002.12 特集イラスト・ディレクション」があり、10年も前だが、長崎訓子さんや、100%ORANGEさんの仕事ぶりが載っていてためになるかなと思って、200円だったし、きれいだったし、すぐ購入。ほかに古本2冊と新刊の「騙されてはいけない 広告コピーカタログ」という雑誌を買った。雑誌を読むと、え〜、そうだったの?わたし騙されてた〜と気付くことができた。読んでみるものだ。
お茶の水に帰る途中に、ある病院の玄関のところに看護士さんが、5、60人位と、医者と思われるひとが数人、花束を持ったおばさんを見送っていた。おばさんが車の近くへ行くと、拍手がわき起こった。一体どこのお金持ちかしらと思って見てしまった。有名な作家とかかなと思ったがわからない。運転手付きの車に乗り込み、看護士さんと最後の別れのあいさつをしていた。長い入院だったのかもしれない。車が走り出すと、窓から手を振って皆とお別れしていた。皆も手を振っていた。感動的なシーンを目撃してしまった。
またお茶の水に来たら、神保町に行こう。すぐ近くだから。