宝塚歌劇団OGのレビューを観て来た。

今週、王子の北とぴあ での、宝塚のOGによるザ・レビュー「サ・セ・パリ」ー2 に行った。
OGなので、年齢は、いってる。よく観るとおばさんのひともいた。
ホールはあまり大きくない。OG達も、少ない。12、3人くらいじゃないだろうか。本物の、若いひとたちの宝塚も、一度も観たことがなかったので、OG達ももっと華やかだと思ったが、こじんまりとしている。でも、一階の12列だったこともあって、歌いだすと、迫力がある。いろいろな歌を歌って踊っていたが、やはり「ベルサイユのバラ」がよかった。「愛。それは甘く〜♪。愛。それは苦しく〜♪」と、どこかで聞いたことのある有名な歌。
足を出して、並んで躍るレビューは、びっくりした。みんな太ももが太いのだ。舞台に立つひとなのに。筋肉?松田聖子の方がずっと奇麗な足だ。ひとり、黒い透けるストッキングが、太ももの途中で、黒く線になっているひとがいた。ストッキングがキツすぎて、上までちゃんと上がらなかったようだ。若くないからしょうがないと言えばしょうがないが。
男役は、足が長く、かっこよかった。娘役も、太ももが太いとはいえ、スカートのドレスの時はきれいだった。席の近くまで来た娘役のひとは、とてもきれいだった。笑顔が板についている。やはり、選ばれたひとたちなのだ。
最後に、「すみれの花咲く頃」を、知っているひとは一緒に歌ってください!と言っていたが、会場からはあまり声が聞こえなかったような気がする。舞台の方で大音響でやっているので聞こえなかったのかな。わたしは歌わなかった。少ししか知らないし。
約2時間(休憩20分あり)、あっという間に終わったが、まあまあ楽しかった。本物の宝塚はもっとずっと面白いのだろう。でも、観てみたい!とも思わなかった。今回、新聞社で安くチケットが買えるというので、試しに観に行っただけなのだ。
家に帰り、父に、「今日、宝塚のOGの舞台観て来たよ。」と言ったら、「え、王子?」と言った。場所は確かに王子なのだが、わたしの言いたいのはOGである。一瞬、なんと言っていいかわからず、笑ってしまった。