黒澤明監督の命日

今日、9月6日は、黒澤明監督の命日。とても覚えやすい。クロサワのク(9)、ロ(6)というわけだ。あるひとの受け売りなのだが。
黒澤明の作品の中で、といっても全部を見たことはないが、好きなのは、「七人の侍」と、「まあだだよ」とか、三船敏郎と医者の話・・・、なんだっけ、題名が出てこない!ああ、記憶力が衰えている!忘れたけど、いい映画だった(忘却してしまいすみません)。あと、「生きる」。
まあだだよ」は笑える。笑わないひとのほうが多いと思うが。
失敗作と言われる「夢」も、寺尾聡が出ているので好きだ。100歳以上生きたひとが死んだ時に、悲しむのではなく、長生きしたのだからおめでたいと、子供たちが赤い花などを飾ったり歌ったりするところは共感できた。そういうある架空(映画で、ドキュメント以外の話はすべて架空と言えるが)の村の習慣なのだ。笠智衆が寺尾聡に話をするところも面白い。
しかし、黒澤監督の映画は、昔のはとくに音声が悪すぎる。なに言っているのか、聞き取りにくい。俳優の声の出し方か、録音にあまり力を使わなかったのか、とにかくわかりにくい。でも、流れでストーリーはわかるけど。なぜか。そのことを黒澤明は知っていたのだろうか。
忘れたとさっき書いたが、確か「野良犬」だったと思う・・・。ラストシーンの三船敏郎の演技は衝撃を受けた。完璧だった。完璧すぎて,映画だということを思い出してしまうような・・・。
ひさしぶりに黒澤監督の映画が見たくなってきた。まだ見たことのないのを見てみようかな〜(単純・・・)。
さて、梨でも食べるか。