ケバブサンド

原宿でケバブサンドを食べた。彫りの深い外国人の店員さんが、「アマイ、チュウカラ、カライ?」と聞くので、中辛にした。おいしかったが、アメ横ケバブの方が繊細でおいしい。ご飯に乗せるのもあって、常連さんらしい女性が頼んでいた。ちょっと太目で、髪を5ミリくらいに切ってまるで坊主のような・・・頭。それを黄色く染めている。まぁ、原宿でそれくらいのことでビックリしてはいけない。黒地に白で、縦に「ねむいの」と書かれているTシャツを着ている女の子もいて、ここは原宿、いちいちビックリしていてはいけない。と、自分に言い聞かせる。
ドトールに入って、飲み終わって、さあトイレに行こう、と思って店内を探すが、無い。店員さんに聞いたら、「隣の吉野家の横の階段の4階にあります」と、番号が印刷されている紙切れを渡された。ショックだったが仕方ない。疲れているのに階段4階まで登ったよ。頭の中は、なんで?なんで?なんでこんな苦労しなきゃならないの?という気持ちでいっぱいだ。着いたら、ドアのノブの横に、計算機みたいな機械がついている。ここでさっきの紙切れの出番だ。わからないなりに必死でピッピッピッと番号を打ち込む。やっと、ドアが開いて、入ることができた。それも、和式。ビックリしたね。しょうがないから使ったよ。入ったのはいいけど、ちゃんと外に出られるか不安だったが、出られた。もう、このドトールには2度と入らないぞ、と決意した。めちゃくちゃな気分にさせられた。あ〜あ、やはり原宿は若者の街。無理してわたしなんかが行く所じゃないな。まぁ、ギャラリーを観に行っただけなのだった。